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Soundcore Sleep A10使用レビュー(Sleepbuds IIとどっちがおすすめ?)

こんにちは!さりょうです。

先日下記のような記事を投稿しました。

実際に、既に持っているSleepbuds IIに加えて、Soundcore Sleep A10(以下Sleep A10)を追加購入して、さまざまな検証をしながら使ってみたので感想を紹介していきたいと思います!

開封&付属品の紹介

外箱には商品名と軽い説明が記載されています

開封すると、

  • ケース
  • 本体
  • イヤーチップ(4種類)
  • フィット感を向上させるためのイヤーウィング(3種類)

が中に入っています。

さらに本体の下には、

  • クイックスタートガイド
  • 安全マニュアル
  • USB-C to USB-Aケーブル

が付属されていました

また付属のクイックスタートガイドには簡易的ではありますが、しっかりと日本語での説明も記載されています。

ケースは化粧品のような外観をしています。

スライドをすることで本体を取り出すことができ、本体をケースに入れておくことによって計8回分の充電が可能となっています。

Sleepbuds IIと比較(外観)

ケース:軽量で扱いやすい

まずはケースを見ていきましょう。

サイズ自体はAirPodsに比べると大型ですが、同じ寝ホンであるSleepbuds IIに比べると小型です。

重量はSleep A10が64.5gでSleepbuds IIは103.5gとSleep A10の方が大分軽量となっています。

どちらもアプリ不要で「本体」と「ケース」両方の充電状態が確認できるため、

本体が充電できていない・・・

という事態を避けることができます。

なお、Sleep A10はケースを閉じた時にケースのバッテリー残量がわかる仕様となっています。

また、完全ワイヤレスのイヤホンは品質が悪いと、ケースに入れたのにも関わらず接触等が悪く充電ができていないことがありますがSleep A10は雑に入れても充電できるため気持ち良いです!

本体:フィット感に違いあり

次に本体を比べていきましょう

本体サイズはかなり異なっており、特にイヤーウィングによるサイズの違いが大きいでしょう。

一方、重量を比較してみるとそこまで違いはありませんでした。

実際に装着してみると、Sleep A10とSleepbuds IIではイヤーウィングで支える箇所が異なっており、両機種とも頭を振っても中々落ちませんが、Sleepbuds IIの方が支えてるポイントが大きい分、起きた時に耳から外れている回数は少ない印象でした。

また、Sleep A10は遮音性を高めるために若干耳に挿入したあとに調整が必要な印象がありました。

外観の感想

  • Sleep A10の良いところは「重量」と「サイズ感」
  • Sleepbuds IIの良いところは、「フィット感」と「遮音性」

Sleepbuds IIと比較(機能)

睡眠モード:シンプルでストレスが少ない

最初にメイン機能である「睡眠モード」について比較していきます。

「睡眠モード」自体を知りたい方は下記の記事をご参照ください。

基本的に「睡眠モード」の設定はアプリを通して設定可能となっており、Sleep A10はsoundcore、Sleepbuds IIはBose Sleepというアプリを通して設定が行われます。

接続性

Sleep A10の方が接続の安定感・スピードの両方において安定している印象を受けました。

Sleepbuds IIは、本体を取り出してからアプリが認識するまで、少し待ち時間が発生する印象がありました。

一方、Sleep A10は普通のBluetoothイヤホンと同程度の待ち時間でそこまで待たされる印象はありませんでした。

やはり、Sleep A10は多数のガジェット製品を販売しているAnkerから出ている製品のため多数のノウハウがあるのかもしれません。

睡眠用サウンドについて

「睡眠モード」はスマートフォンではなくイヤホン本体に音源を保存して、サウンドは、イヤホン本体(=ローカル上)のサウンドを再生する仕組みとなっています。

イヤホンにローカル保存可能なサウンド数は大きく異なっており、Sleep A10は1種類のみ保存可能となっている一方、Sleepbuds IIは5種類以上のサウンドが保存可能であることを確認しています(最大保存数は未確認)

しかし、一回気に入ったサウンドが見つかるとその1種類しか使わなくなるので、保存できるサウンド数はあまり関係ないと考えています。(実際わたしはSleepbuds IIでは最初の1週間以外はMistというサウンドしか使っていません)

また、ローカルに保存できるサウンド数は限られていますが、選べるサウンド自体はどちらもたくさんの種類があります。

Sleep A10の場合は「集中」「休憩」「睡眠」「ハッピー」「その他」の5ジャンルで約30種類以上のサウンドが選択可能となっています。

一方、Sleepbuds IIは「ノイズマスキング」「風景」「静けさ」という3ジャンルで約50種類のサウンドが選択可能となっています。

また、それぞれのサウンドの質は全体的にSleepbuds IIの方が音質が良い印象を受けましたが、Sleep A10は耳にしっかりとフィットさせることにより音質が結構変わるので、しっかりとフィットさせた時の音質においては大きな差は感じませんでした。

アラーム

寝ホンのアラーム機能は外れたときのリスクが高いため、Apple WatchHUAWEI WATCH GT 3等のスマートウォッチを強く推奨していますが、もしアラーム機能を使いたい場合は、Sleepbuds IIの方が完全に上位互換です。

Sleepbuds IIには

  • 曜日等での繰り返し設定機能
  • アラーム音の種類や音量が選べる

など一通りの機能に対応しています。

一方、Sleep A10は

  • 時間のみしか設定できない
  • ケースに入れるたびに毎回アラームをオンにする必要がある

など、本当に最低限のアラーム機能のみとなっています。

通常のイヤホンとしての使用(Sleep A10のみ)

Sleepbuds IIはローカルの睡眠用サウンドのみ再生可能となっていますが、Sleep A10は通常のイヤホンとしても使用可能となっています。

音質も優れているわけでもなく、操作性も左右のタッチのみ(下図)というシンプルなイヤホンのため、「別にいらないでしょ?」と思っていましたが、あれば意外と便利でした。

Soundcore Sleep A10取扱説明書

特に、泊まりの外出等で「夜は快適に眠りたいけど、日中はたまにしかイヤホンを使わない」という方であれば、この1台を持っていくことによって、日夜両方に対応できるため便利ではないかと感じました。

また、両イヤホンには一定時間立つとバッテリー節約等のために、睡眠用のサウンドを消すことが出来る「スリープタイマー機能」があります。

Sleepbuds IIの場合はサウンドを再開したい場合、ケースに戻したり、アプリで再生しなおす必要があります。

一方、Sleep A10は本体のタッチ操作で音声の停止や再生を切り替えられるため、「スリープタイマー機能」の使い勝手という意味でもイヤホンの操作性が役立っていると感じました。

Sleep A10の「スリープタイマー」は時間終了後にタッチ操作等も無効にし、電源消費を抑える挙動のようです。

再度ケースに入れ、すぐに取り出してもバッテリー残量が残っていることを確認しました。(2023/01/08追記)

睡眠モニタリング機能(Sleep A10のみ)

睡眠モニタリング機能については、あまり実用的ではありませんでした

サンプルとして12月31日から1月1日は下記のようなスケジュールで過ごしました。

12月31日 21時00分 アラームをセットし、就寝
01月01日 04時30分 起床後ブログを作成
01月01日 09時00分 どうしても眠いため長めの仮眠

実際データを見てみますと、Apple Watchではおおむね想像どおりの睡眠のトラッキングが出来ていました。

一方、Sleep A10はイヤホンが外れたりした結果、メインの睡眠時間は無いものとなってしまいました。

また1週間の睡眠を見ると、毎日装着していたのにも関わらずデータが間違っている1月1日以外はモニタリングさえできていませんでした。

以上の理由により、睡眠モニタリング機能は無いものと考えたほうが良いと感じました。

機能の感想

  • Sleep A10の良いところは、「接続性」と「通常のイヤホン利用」
  • Sleepbuds IIの良いところは、「睡眠用サウンド」と「アラーム」

価格:競合製品に比べると半額以下

最後に価格を軽く比べてみましょう!

公式価格の場合

  • Sleep A10は12,990円
  • Sleepbuds IIは33,000円

Amazon価格(2023年1月4日現在)の場合

  • Sleep A10は11,691円(セール中)
  • Sleepbuds IIは34,223円(一時在庫切れ)

約2.3〜2.9倍という圧倒的な価格差があります。

まとめ:万人におすすめできる機種

今回はSleep A10を実際に購入し、Sleepbuds IIと比較していきました!

まとめてみると、Sleep A10はとにかくバランス型で誰でも使いやすい機種で、Sleepbuds IIは睡眠中の快適性に特化した尖った製品という印象を受けました。

2倍以上の価格差を考えると、まずはSleep A10を使用した上でどうしてもなにか不満がある場合に、Sleepbuds IIを試してみるという形がおすすめだと感じました!

最後にそれぞれ機種のおすすめの人をまとめます。

Soundcore Sleep A10がおすすめの人

  • 寝ホンを始めて使う人
  • スマホの音声も聞きたい人
  • 泊まりのお出かけの多い人

Sleepbuds IIがおすすめの人

  • Soundcore Sleep A10とどうしても相性が合わなかった人
  • 「入眠」より「睡眠」にこだわりがあり、価格を気にしない人

わたし自身としてはしばらくはSleep A10を使用していきます!

もし今後、感想に変化があった時には再度レビューいたしますので、気になること等があればTwitterやこの記事にコメントいただけると嬉しいです!

それではまた!

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