AIが自動で文章を作れるって聞いたけど、わたしのブログは大丈夫かな?
今回はこのような疑問にお答えします。
こんにちは。さりょうです!
今回は、「あなたのブログがAIに駆逐されないために必要なたった1つのこと」というテーマでお話をさせていただきます。
この記事でわかること
- 今後の「検索手段」の変化
- AIに駆逐されないための発信戦略
この記事を読むことによってAIの進歩に適応した情報発信が可能となり、長い目線でのブログ運営に役立ちます!
最初に結論から申し上げると、
これからの時代はとにかく「偏愛」が重要になります。
気になった方は5分程度で読める記事ですので、サクッと確認していただければと思います!
「ググる」は既に終わりつつある
わたしが「偏愛」を重要視しているのは、AIには下記の「強み」があるからです。
- 大量のデータをインプットすることが可能である
- 最適解を出すことが得意である
たとえばGoogleで「第二次世界大戦 いつ」と調べると、サイトをクリックせずとも検索結果が表示されます。
また、最近話題の対話型AIであるChatGPTに「アラームとタイマーの使い分け」について質問するとおおむね正しい答えが返ってきます。
他にも
- YouTubeは「検索」ではなく、「おすすめ」の動画を見ている時間が長い
- そもそも検索をしない前提で作られているTikTok
のように、自動的に文章を生成したり、おすすめする情報を自動的にピックアップしたりするAIの機能によって、能動的にググる時代からAIに提案された情報を受け入れる受動的な時代が既に始まっています。
今後、AIの精度が向上することにより、さらに流れが加速するでしょう。
「偏愛」が重要な理由
先ほど、AIには下記の「強み」があると申し上げました。
- 大量のデータをインプットすることが可能である
- 最適解を出すことが得意である
逆に言えば、下記に関してはAIの「弱み」であるといえるでしょう。
- データ数が少ない情報
- 答えがない問題
データ数が少ない情報の例
たとえば、経済評論家でYouTubeなどで発信されている勝間和代さんの「朗読睡眠のすすめ」という動画内の情報は「データ数が少ない情報」に属し、数年先でもAIに駆逐されてしまうことはないでしょう。
そもそも「朗読睡眠」という用語自体が造語であり、AIにインプットできるデータ数が極端に少ないため、「朗読睡眠」に興味をもった人はおのずと勝間さんの情報に興味を持ちはじめるでしょう。
一方で、
- 冬の暖房器具で一番電気代が安いもの
- つみたて投資はどこに投資するのがおすすめ
などに関してはある程度の正解や最適解が出ているため、焼き増しのようなコンテンツを作ったところでAIにいずれ駆逐されてしまう可能性が高いと言えるでしょう。
答えがない問題の例
次にブロガーであるちきりんさんの下記記事の場合、「答えがない問題」に属します。
この記事の場合、人間でさえ「それぞれの過去の経験や思想によって意見が分断される」ため、AIに最適解を出すのは不可能と言えるでしょう。
両者の発信している情報には下記の2つの特徴があります。
- 発信者が独自で考えた視点が組み込まれている
- その発信活動自体が好きであるため、熱量がある
この特徴こそが「偏愛」であり、AIに取って代わられない重要な要素と言えるのではないでしょうか。
「偏愛」のデメリット
AIに取って代わられないためには「偏愛」が重要であるというお話をさせていただきましたが、「偏愛」には大きなデメリットがあります。
それは「多くの人には刺さらない」ということです。
発信者に影響力がない限り、あまりにマニアックすぎるとそもそも誰にも読まれないブログになってしまいます。
しかし「大衆ウケ」を意識していくと、AIの進歩によって長期的には駆逐されてしまいます。
よって下記の2つの条件にマッチする情報を発信するべきではないかと考えています。
- 社会に潜在的なニーズがあるもの
- 自分自身に「偏愛」があり、長く続けられるもの
インターネット業界には1,000人のファン(英語)という有名な記事があり、「1,000人の真のファンを集められれば、一生困ることはない」と言われています。
そのため、誠実に「偏愛」を発信し続けて1,000人に深く刺さる情報を発信していくことが今後は重要になっていくでしょう。
まとめ:ほうれん草よりパクチーになれ
今回は、「あなたのブログがAIに駆逐されないために必要なたった1つのこと」というテーマでお話をさせていただきました。
結論としては、今後「偏愛」が重要になっていきます。
情報発信者としては、下記の条件に合致する情報を書いていくべきでしょう。
- 社会に潜在的なニーズがあるもの
- 自分自身に「偏愛」があり、長く続けられるもの
また、AIの進歩によって「情報」ではなく「人」に価値が高まります。
スーパの野菜に例えると、「ほうれん草」は好き嫌いが少なく全体としての売上は高いですが、指名買いされにくい上に生産者が多く価格競争に巻き込まれてしまいます。
一方「パクチー」は好き嫌いがわかれるため全体としての売上は低いですが、好きな人は熱量が高く指名買いされやすいでしょう。
わたしたちのような個人発信者がAIに駆逐されないためには、今後「ほうれん草」ではなく、「パクチー」のような情報発信を目指していく必要があるのです。
もしご質問・ご感想等ございましたら、このブログの上部にある「お問い合わせ」やTwitter等にご連絡をいただけると嬉しいです!
それではまた!