こんにちは。さりょうです!
私は現在、IT企業で「業務委託」という別の会社の中に入ってその会社のお手伝いするエンジニア業務をしています。
今回は、そんな私がなぜそもそもブログで独立を目指しているのか、思考の整理としてまとめてみました。
きっとみなさんにも一部「共感」いただける項目もあるかと思いますので、気になったらぜひご自身でもまとめてみたり、当てはまる項目をチェックしてみてください!
理由:一生やりたいと思える仕事をしたいと思ったから
私が独立を目指した理由はあまりにもベタですが、「一生やりたいと思える仕事をしたい」と思ったからです。
しかし「やりたい仕事」というものが自分自身で曖昧だったため、まずは「仕事」というものについて考えました。
私の中で「仕事」とは本来は何かしらの「目的」があり、「お金を得るため」というのはあくまで「個人」においての目的であって、「社会全体」の目的ではないと感じていました。
そのため、「資本主義がこの世から無かったら?」と仮定して「仕事の存在意義」を考えた所、私の中では「相互扶助」というワードが浮かびました。
といいますのも、
- 私がいまこの記事を書いているパソコン
- のどが渇いた時に飲む「水」や「コップ」
- キーボードを照らしてくれる「ライト」
のどれを取っても私一人で作り出すことが不可能だと思ったからです。
そして「相互扶助」を仕事の目的と定義した場合、社会から個人を見ると「私」が得意ではない仕事をやっているのは社会的にはむしろ不利益ではないか?と思うようになりました。
次に「やりたい」とは何かについて考えました。
世間では「年金受給年齢を上げるな!」「FIREを目指そう」と仕事を毛嫌いするような風潮がありますが、私個人としては今の所「筋トレ」や「お笑い」など安上がりな趣味が多く、仕事をやめたところですぐに飽きるのが目に見えており、先ほどの「相互扶助」のための社会貢献という意味でも一生働くことに関しては抵抗がありません。
その一方で、人生を「好き」や「得意」でもない仕事に対して平日の8時間を費やすのに関してはかなりの抵抗感を感じていました。
そして私は何が「好き・得意」なのだろうかというものも曖昧だったため、色々考えたり調べたりした所、次の2つにあてはまるものではないかと定義づけました。
「好き」・「得意」の仮説
- 誰かに言われなくても気がついたらやっていて、いつの間にか時間が過ぎていく(フロー状態に入れる)
- 他人が苦戦していても、自分とって無理なくできるもの
そして、「不満」や「好き」を洗い出した結果、その中で自分にマッチする範囲が一番多いものが「独立&ブログ」であり、今やっている仕事は後ほど紹介する不満があり、とても一生やりたい仕事では無いと思ったため、このブログを開設するに至りました!
数ある副業の中からなぜ「ブログ」を選んだかの理由は次の記事で紹介いたしますので、是非読んで頂けると嬉しいです!
以降のパートでは私自身の思考の整理のため、小さな不満から大きな不満を含めて現状の不満を各カテゴリーごとにリスト化しており、自分の中で不満度の高いカテゴリーから順に記載しています。
「共感」や「疑問」等を感じて頂けたのであれば、是非Twitter等で自分自身でも書き出してみながら、私にもシェアしていただければ飛び跳ねて喜びます!笑
今回のテーマ上、「ネガティブワード」が多くなっています。
もし、今の仕事でメンタルが低下気味の場合はお気をつけてお読みください。
「会社員」が選択肢から外れた理由
不満を洗い出した結果、私の中で現状の一番の不満は「裁量権が少ないこと」でした。
そして、「裁量」と「収入」の具体的な不満をまとめた結果、「会社員」という雇用形態は私の理想とマッチするのが難しい形態であるとわかりました。
裁量
時間
- 「旅行」等は人がいない平日に行い、休日は家にこもって仕事するという選択肢が難しい
- 好きなタイミングで仕事の気分転換として別作業ができない(散歩・家事等)
- 時間が固定されており、早朝〜昼までに仕事を終わらせるということが出来ない
- 逆に深夜までなにか作業をしていた場合でも、次の日に少しゆっくり起きることもできない
場所(オフィス)
- 雨の日や寒い日は家にこもって仕事したいが、当日に働く場所を選べない
- 「移動しなければならない」目的がある場合のみ「運動」を兼ねて移動したいが選択肢がない
- 仕事にめちゃくちゃ集中したい時に他の人に声をかけられたり、雑音等で集中が途切れることがある
- かといって気軽に「イヤホン」をしにくい状況である
- 仕事場の空調を自分に一番フィットするようにカスタマイズすることができない
- 仮眠をしたい場合に「布団」で寝ることができない
ツール
- 自分の好きな道具(PC・デスク・椅子)が選べない
- PCのセキュリティソフトの質が悪く作業効率が落ちているが、改善提案してもフィードバックがない
収入面
- 今日必死に働いたとして、10年後にラクになっている未来が見えない
- 「成果」ではなく「時間」に対してお金が与えられる仕組みである
- 事実上「年功序列」になっている
- そのため、今収入を増やしたい場合は「残業」するしか手段がない
- 自分の使用している資材やツールを「経費化」できない
「転職」でも改善できそうな項目
「会社員」という仕組み上改善が難しい「不満」を除いた、「業務の中身」等に関しては、「転職」や「異動」によっても十分改善可能なのに加え、リスクも比較的低いため、不満が主に「業務内容」の場合は「独立」以外も選択肢に入れてみることをオススメします!
業務内容
- 「業務委託」という仕組み上、時期や場所によって環境が良くも悪くも一気に変わる環境である
- よって、現在は「私服&地方&ホワイト」だが、いつ「スーツ&東京&ブラック」になるかわからない
- 良い仕事も悪い仕事も「営業部」というコントロールできない他者から与えられるため、「受動的」かつ「他責思考」になりがちである。
- 個人としては好奇心が高いため新しい技術をどんどん取り入れたいが、社内が古いシステムを維持することがメインの収入源になっているというギャップ
- 嫌な人間であっても基本的に人間関係を選ぶことが難しい
- 質や独自性ではなく「価格」で勝負しているため、「価格競争」にずっと巻き込まれ続けている
社内風土
- 改善を提案すると主担当になり忙しくなるため、誰も改善提案しない環境
- 先行投資をせず、今問題ないものは別に変える必要がないと思っている風土
- 多少改善されているが未だに高圧的である「新人研修」
- その研修で私が嫌いな「電話」と「名刺」の研修の講師として駆り出され、嫌いなものを広めている「自己嫌悪感」
- 社内評価によって給与が決まるが、評価が成果やデータ等の数値でないため不明確であり、上がった場合でも下がった場合でも納得感がない
- 社内で決まった事をチャット等が使える環境にあるのにも関わらず、わざわざ数日後の定例会まで連絡せずに結果スケジュールがタイトになってしまうスピード感
- 本当に変えなければならない重要案件から目をそむけて、議論しやすい小さな事案ばかりに目を向けられる「会議」
- 「会議」の任意参加者だったため、出席しないと「出ないの?」と上司から言われる謎システム
- トラブルが有った場合に「何がだめだったか」ばかり話し合い、「改善」の行動に重きを置いていない
- 「アクション」よりも「パワポの資料作成」に力を入れている時がある
人間関係
- 「変化」よりも「現状維持」が好まれる人間関係
- こちらに非がない理不尽な事があっても「お客さんの要望だから・・・」と諦めているメンバー
もちろん「現状」も悪いことばかりじゃない
ここまで不満を長々と書いていきましたが、もちろん会社にも良いところはあります
しかし今回のテーマ上、かなりバイアスがかかってるため本当はもっとあるかもしれませんが、かなり不満に比べるとかなり少なくなっています笑
収入面
- スキルがたとえなかったとしても、固定給で初月からある程度の収入を得ることが出来る
- さらに「残業」をすることによって「税金」は増加するが収入を増やすことも一応可能である
- 現状、オフィスが都内ではなくなったため家賃が抑えられている
- さらにしばらくは「家賃手当」が支給されるためかなり助かっている
業務
- リモートワークも一応可能である(周りはあまり使っていないが、私は絶賛活用中!笑)
- ある程度の道具や環境は会社が用意してくれる
- 常に周りの目があるため、作業にムラが出にくい
人間関係
- 尖っていたり、高圧的な人間ががあまりおらず、良い意味でも悪い意味でも「人が良い」
結論:色々グダグダいったけど
今回は私がなぜ「独立」を目指したかの理由と現状の不満をまとめてみましたが、
私は「多少苦労しても自身をコントロールをしていたい人間」であるということがわかりました。
またまとめてるうちに、「会社員」の強みは「そこまで考えなくてもある程度生きていける」という事だとわかりました。
逆に言うと必死に頑張るメリットが仕組み上どうしても薄くなってしまうため、「会社員」が個人単位で合理的に生きようとすれば景気が停滞するのは当たり前だと感じました。
そしてグダグダと記事を書きましたが、結局、
「死に際に後悔したくない」
というところに集約されるのではないかと思いました。
急に話がそれますが、私は1度だけ女性に告白したことがあります。
結果はお察しの通り、撃沈しました笑
しかし、1週間は落ち込んだものの、1ヶ月後には気持ちが戻り、1年後にはいい思い出となりました。
そして今はフラれた事を全く後悔しておらず、もし昔に戻れたとしたら「フラれるとわかっていてもまた告白したい」と間違いなく思えます。
逆に当時告白せずに、「不確実な可能性」を残したまま生涯を終えていたら一生後悔したのではないかと思います。
それと同様に、今回私が「独立」を目指さずに会社員を続けたとしても現状はブラック企業ではないため、「そこそこ幸せ」には生きていける可能性もあります。
しかし、死に際にふと人生を振り返った際に、
「もし独立していたらどんな人生だっただろうな・・・」
と絶対に後悔するのは目に見えています。
そしてもし、「独立」にチャレンジしたとして、それが失敗だったとしても過去の経験から「後悔」することは無いのではないかと思っています。
以上が、今回わたしが独立を考えるまでのプロセスです。
長文をお読み頂き本当にありがとうございます!
まだ未熟で稚拙な文章しか書けない私ですが、ここから少しずつ「失敗」していく様を見て頂けると嬉しいです!
もしご質問・ご感想等ございましたら、このブログの上部にある「お問い合わせ」やTwitter等にご連絡いただけると嬉しいです!
それではまた!