こんにちは。さりょうです!
前回は人生を改善させるにはまず時間を確保するのが大切であり、
そしてなるべく努力ではなく仕組みで解決する必要があるというお話をさせていただきました。
今回は仕組み化の前段階として、現代人にとってスマホとの付き合い方を理解することが、人生を大きく左右するため、まずはスマホと適切に向き合う必要がある理由をお話をさせていただきたいと思います。
スマホが普及し始めてからおよそ約10年が経過し、
- 初めての土地であっても、マップにより気軽に旅行へ行ける
- ネット上で同じ趣味を持った人と繋がれる
等たくさんの恩恵を受けてきました。
ですがその一方で、
- 「〇〇しないとヤバい」などの過剰に人々を煽るようなコンテンツ
- 「芸能人○○さんが不倫」などの自分には関係のないゴシップネタ
などの感情揺さぶるようなコンテンツをついつい興味本位でタップしてしまい、
ふと我に返って無駄な時間を過ごしたことを後悔することが多々ありました。
とはいえ、世の中をここまで便利にしてくれたスマホを捨ててガラケーに戻すべきだという主張をしたいわけでもありません。
ですがスマホには多くの危険性があるという事実があり、それに抗うのは容易ではありません。
今回はスマホでなぜこのような弊害が発生するかを理解していただき、
次回以降では実際の設定やツールをご紹介させていただきたいと思います!
今回の目標
時間の確保にはまずスマホとの距離感が重要あると理解する
→時間確保の最初のステップとなる
理由①:携帯性が良すぎる
ガラケーからスマホがメインになってから、機能も操作性も圧倒的に向上し、
もはや携帯電話ではなく持ち歩けるパソコンになっております。
そして、少しでも暇や時間が出来た時には、ポケットに手を入れるだけで膨大な情報にアクセスできるようになりました。
そしてそのスマホの中に入っているアプリは、世の中の天才たちが様々な心理学や行動学を駆使し、皆さんになるべく長くコンテンツに居続けてもらえるよう作られています。
例として、SNSの更新は自動的に新しい投稿を表示させることは技術的には簡単であり、わざわざユーザに更新ボタンを押してもらう必要はありません。
しかし、わざと更新ボタンを設置することにより、次の更新で何か面白い事がないかと期待させることにより、スロットマシンと似たドキドキや期待感でついついまた開いてしまう効果があると言われています。
スワイプダウンで再読み込みという機能は、まさにスロットマシンのよう。ラスベガスと同じ人を惹きつけてしまう性質があります。無限スクロールも、底のないグラスで水やワインを飲んでいるのと同じこと
引用:アメリカでSNSの動画自動再生、無限スクロールを禁止する動き
上記はほんの一部の例ですが、天才が考えたテクニックやAIによるおすすめコンテンツに対し、わたしやみなさん個人の努力で抗う続けるのは難しいと思います。
幸い今はスマホ中毒が世界中問題になっており、企業側も倫理が問われるようになりました。
そのため、企業側も世間からのバッシングを受けないように中毒を抑止する機能も段々と増えてきているので、わたしたちはそれらを積極的に活用していきましょう。
理由②:受け身のためのデバイスである
あなたは普段スマホでどんなことをしているでしょうか?
- YouTubeやTikTokで動画を見る
- Spotify等で音楽を聞く
などの時間が多く、学習意欲が高い方であっても、
- ニュースアプリで情報収集
- Kindleで読書
のようにスマホでは基本インプットが多く、能動的な活動が多いと思います。
ではなぜスマホは受け身のデバイスになりがちなのでしょうか?
理由は2つあります。
1つ目は「アウトプットに最適でない」という理由です。
スマホはフリック入力等の様々な入力方法がありますが、同時に使用する指の数は1〜2本程度ではないでしょうか?
一方パソコンに関しては最大10本の指を同時に使用することが可能となっており、
タッチタイピング等を取得するとさらに文字を入力というハードルが大きく下がります。
よって、アウトプットにはスマホでは無く、パソコンを使うのがベストであると言えるでしょう。
2つ目の理由は「画面が小さすぎる」ということです。
1つ目では文字入力に最適ではないというお話をさせていただきましたが、
読んでくださる方の中には、
じゃあ、スマホにキーボード繋げれば良いんじゃない?
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、スマホはその携帯性の代償として圧倒的に画面が小さくなっています。
実際なにか副業をしたり、自分の考えを洗い出す時に自分の脳内だけでは完結せず、
何かを見たりしながらアウトプットをする事が多いと思います。
しかし、スマホは基本1つのアプリしか使用できず、複数アプリを使用できるスマホであっても画面サイズの都合上、操作性はイマイチかと思います。
以上の2つにより、スマホは能動的な行動には向かず、どうしても受け身になりがちといえるでしょう。
理由③:通知で集中力が続かない
デジタルコミュニケーションが活発になった今、
- 仕事ではSlackやTeamsを使用
- プライベートでもLINEを使用
という方が多くなってきていると思います。
そして、起きている時は常に通知がいつ来るかわからない感覚があり、
なんとなくソワソワした日常を過ごしていないでしょうか?
いつからか目の前の事に完全に集中出来ているタイミングはほとんどなく、
- 映画館でスマホが見れない
- 飛行機等でWi-Fiがつながらない
等のオフラインが強制されるタイミング以外で、
なにかに没頭することは昔に比べて少なくなってはいないでしょうか?
このように集中力を保つことが難しい現代ですが、
逆に自分自身で強制させることができれば、没頭する時間を増やすことが可能です。
これが努力ではない仕組みで解決するということです。
しかし、常に映画館や飛行機の中にいるのは現実的ではありません。
そのため詳しい記事は後日作成しますが、下記のような対策が必要になるでしょう。
- 必要な通知だけをオンにする
- 通知オフの時間帯を設定する
- 通知をオフにし、固定された時間に見るようにする
まとめ:スマホを良きパートナーにするために
前回は時間の確保は努力ではなく仕組みで解決しようというお話をさせて頂き、
今回はスマホには多くの危険性もはらんでいるため、最初にスマホの付き合い方を理解する必要があるというお話をさせて頂きました。
そして具体的な危険性として、以下の3つを紹介いたしました。
- 携帯性が良すぎる
- 受け身になりがちなデバイスである
- 通知で世の中と繋がりすぎて注意散漫になってしまう
スマホにわたしたちは無数の恩恵を受けていますが、一方で知らぬ間に弊害も受けています。
うまくつかいこなせばこれ以上心強い相棒はありませんが、
そのメリットだけ享受するのは相当なテクニックが必要です。
次回は実際にスマホとの距離を取る仕組み化の初級ステップとして、
ホーム画面を自分の理想に近づけるをテーマに、少しずつ時間を取り戻す方法を考えてきましょう!
次回のテーマ
ホーム画面をカスタマイズして自分の理想に近づけよう!
もしご質問・ご感想等ございましたら、このブログの上部にある「お問い合わせ」やTwitter等にご連絡いただけると嬉しいです!
それではまた!