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独立を決めて感じた2つのこと

独立を決めたからの変化のアイキャッチ

こんにちは。さりょうです!

今回は独立を決めてからの心境や行動の変化を振り返ってみたいと思います。

結論として独立を決めてすぐに2つの感情を抱くようになりました。

  • 先に「宣言」をすることによって方向性が明確になった
  • 「節約」の本質はお金を使わないことではなさそう

詳しくは続きをご覧いただけると嬉しいです!

先に「宣言」をすることによって方向性が明確になった

1つ目は「宣言」することで方向性が明確になるということです。

今回独立を決めるにあたって、ブログやSNSなどを通じて独立を「宣言」したところ、ありがたいことに数名の方からいいねやコメントをいただきました。

そうするとみなさまからの期待を裏切らないように自分の中で、「つじつま合わせ」をするようになります。

さらに今回は「タイムリミット」も公表しているため、間に合うように必要なものを取捨選択していかなければいけません。

今までは「独立したい」と思いながらも、

  • YouTubeで面白い動画を見たい
  • 美味しいご飯を食べつつ、運動もして太らないようにしたい

という独立とは関係のない欲望も多く、自分のリソースが分散されることが多くありました。

しかし独立を宣言した今、私の目標は「どうにか生き延びる」の一点のみになり、方向性が明確になりました。

特になにかを「やる」ではなく「やめる」という決断の実行力が明らかに上がり

  • たとえ役立つ情報でも今の自分に必要ない「インプット」をしない
  • 財布を家に置くことで「外食」や「買い物」をしない
  • プロテイン以外の甘いものを摂取しない
  • 筋トレをしない

という決断をできるようになりました。

このような行動をし始めて、岡本太郎さんの「自分の中に毒を持て」という本をふと思い出しました。

実際に読み返してみた所、下記のような記述がありました。

人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在さを失ってしまう。過去の蓄積にこだわると、いつの間にか堆積物に埋もれて身動きができなくなる。

自分の中に毒を持て<新装版>

人生を「積みへらし」していくためにも、先に「宣言」することは重要なのではないかと考えています。

「節約」の本質はお金を使わないことではなさそう

2つ目は「節約」の本質はお金を使わないことではなさそうだということです。

「宣言」をしてからわたしは、

  • エアコンを2℃下げてアウターやマフラーを着込みながら、足元にダンボールを置いてブログを書く
  • ご飯に味がないので、家にあった醤油をかけて食べる

など人によってはみじめに見えるような行動もチャレンジしています。

今までのわたしであれば、

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細かい節約より「収入」を上げることのほうがよっぽど効率が良いのでは?

と考えていました。

しかし実際に節約してみて、節約することの価値は他にもあるのではないかと感じました。

自分の本当に好きなものが明確になる

今まではなるべく自分の「幸福」に関係がありそうなものに関しては、躊躇なくお金を使っていました。

特に「食事」にお金がかかっており、

  • 外食で「健康」「お金」「時間」を失いながら
  • さらに運動で「時間」をサプリで「お金」を失う

という生活をしており、

やれやれのポーズ

美味しいものを食べるために生きているんだから、しょうがないじゃん

と思っていました。

しかしいざ「独立」を宣言すると、食べたいという欲求はあるものの、必要最低限の栄養素を摂取する「粗食」に自然と変わっていきました。

この経験からわたしが本当に求めていることは「贅沢な食事」ではなく「自由」であるということが明確になりました。

欠乏による創造が生まれる

人によってはみじめに見える行動ですが、わたし自身は意外と楽しんでいます。

理由として、今まで何か不足していると感じた時は、

「〇〇を買って解決しよう」

と、最初に「お金」で解決することばかりを考えていました。

しかし今は、

「今あるもので解決できないかな?」

「思考」で解決するように変化しました。

そこから今まで考えようとしたこともない「アイデア」や「発見」が生まれるようになり、明らかに創造性が上がっている感覚があります。

未来が見える「欠乏」は「充足」より幸福度が高い

わたしの現在の生活状況は他人から見ると「貧困生活」以外のなにものでもありません。

しかし、「貧困生活」で生きることに絶望している人もいる一方、

  • 無人島でサバイバルをする人
  • 売れない漫画家や芸人

はシンドいことも含めて楽しそうにしています。

その違いを考えると、「トンネルの先の出口を想像できるか?」の一点に尽きるかと思います。

わたしは独立を決めるまで、将来的にある程度の収入はきっといただけるだろうという安心感はありました。

しかし、たとえ収入が安定していても、働き続けた先の未来に希望を求めることができなかったため、生きることに絶望していました

この経験から幸福度にはお金の充足や欠乏以上に、

「自分の未来に期待できているのか?」

ということが重要ではないかと感じました。

よって、未来を見据えた上での「節約」は、むしろ幸福度を上げる効果があるのではないかと思います。

まとめ:失うことによるメリットも多い

今回は独立を決めて以降の心境や行動の変化についてお話でした。

結論として下記の2つの変化がありました。

  • 先に「宣言」をすることによって方向性が明確になった
  • 「節約」の本質はお金を使わないことではなさそう

この記事は税金について調べているときに足元が寒かったため、スリッパでも買おうかと考えていたところ、ダンボールを足元においてみようと思いつき、

「今までこんな事考えたこともなかったな」

と感じ、自身の変化を記録しておきたいと思い投稿するに至りました。

今までであれば、すぐにAmazonでスリッパを買い、たとえネタを思いついてもメモ帳に残してブログとして投稿しないままお蔵入りになっていたでしょう。

そういった意味で今はとても「生」に対して貪欲になっている気がします。

私の好きな三島由紀夫さんのインタビューで、

「死が生の前提になっている緊張した状態は不思議と幸福であった」

と語られています。

わたし自身ここまで緊張した状態とは程遠いですが、少しだけ近づけたのではないかと考えています。

このような行動は決して全員にできるわけではありませんし、多くのものを捨てる必要があります。

しかし、なんとなくワクワクするという方は一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

もしご質問・ご感想などございましたら、このブログの「コメント」やTwitterなどにご連絡をいただけると嬉しいです!

それではまた!

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